20代と30代に転職を経験している社会人歴20年数年の会社員です。
父親が自営業で苦労していたのを目の当たりにし、食べるために「組織で働く」「雇われて働く」の道を選択して来た私は、ロストジェネレーションの一人として、働き方や暮らし方をはじめとする価値観の凄まじい変貌を目の当たりにしながら、働くことの難しさと楽しさ、それから働き続けるために働いていない時間(プライベートの時間)の大切さを、時代の波に揉まれながら学びました。
私のこの数十年の経験の中には、食べるために「組織で働く」「雇われて働く」の道を選択した方々を面接し、受け入れ、育成して来た実績も数多くあります。特にロストジェネレーションと呼ばれる同世代の方々は、出だしで世の中全体から門戸を閉じられ、そのまま閉じられ続けてきた場合が多く、雇用形態の不安定な状態が続いたり、手にしたキャリアを次につなげるチャンスが少なかった世代でもあります。
一方、どんなに年齢を重ねていようとも、転職という形で新しい分野に挑戦し、そこで自分の活躍できるフィールドをようやく見つけ、新しい人生を歩き始めている方々もたくさん知っています。
このサイトは、厳しすぎた時代の波にもまれつつ、そしてこれから人生を終える最後の瞬間まで厳しい時代にさらされることを諦めつつ、それでもご飯を食べて行くために働き、愚直(ぐちょく)に人生を全うしようとするロストジェネレーションの方々のお手伝いが、ほんの少しだけでもできればという思いで立ち上げました。
もちろん、その他の世代の方々で食べて行くために真摯(しんし)に仕事を探されている方々にとっても、本サイトが何らかの形でお役立ちが出来れば幸いです。
仕事探しというのは苦痛で、ついつい、いつになったら明けるのか分からない茫洋(ぼうよう)とした気分に陥りがちですが、だからこそ、「明るくやり続ける」ことが重要です。そんな皆さまのお気持ちが少しでも和やかになるように、雑談記事はなるべくホッとしていただけるテイストで、なるべく同時代を生きることに対し緩やかに寄り添って、何も考えずにそのままお楽しみ頂けるよう、それぞれを書いております。気晴らしに合わせて読んでいただけると幸いです。
では、お時間許す限り、ゆっくりとご覧になって下さい。